1984年発売とされる、Parkerの中で最も廉価な価格帯のライン。旧世代の「Vector(無印)」と、近年の再発売である「Vector XL」の2世代が併存しており、両者の関係が構造上の注意点(Sonnetの地域別コード問題、51の番台問題に続く3例目の「ブランド内不整合」)。
| メーカー | PARKER(英/仏) |
|---|---|
| シリーズ | Vector(ベクター) |
| ニブ素材 | ステンレススチール |
| 全長(本体) | 約13.1 cm |
| 全長(キャップ装着時) | 約15.4 cm |
| 胴径 | 約1 cm |
| 字幅 | F/M |
| 軸材 | グロス樹脂+ステンレストリム、または全ステンレス版 |
| 吸入機構 | ロングカートリッジ式 |
| 重量 | 未確認 |
| 発売年 | 1984年(複数の海外専門サイトで確認。一次資料〈Parker公式〉での直接確認は未了) |
| 発売年(2026-09-27調査) | 出典により異なる。英語版Wikipediaでは、1981年に前身の「RB1」、1984年に万年筆版の「FP1」が加わり、1986年に「Vector Standard」へ改称。本ページの1984年は、万年筆版が加わった年にあたる。1985年とするまとめ記事や、1984年製を「Vector」として売る販売店もある(百科事典・弱い出典:Wikipedia(英語)、PenVibe、Proto Pens) |
公式サイト(parkerpen.com、parker-japan.jp)には「Vector XL」という現行コレクションが別途存在し、パーカー日本公式サイトの該当ページではローラーボール(水性ボールペン)版のみ(¥2,750、メタリック5色展開:ティール/グリーン/ライラック/シルバーブルー/ブラック、いずれもCTトリム)が確認できた。グローバル公式サイト(parkerpen.com、英国版含む)には「Vector XL Fountain Pen」の商品ページ自体は存在する(Mニブ、ブラック/ティール等の展開をJetPens・Cult Pensでも確認)ため、万年筆版Vector XLが日本国内で正式に取り扱われているかどうかは今回確認できなかった。
無印Vectorの万年筆は、Amazon.co.jp・楽天市場等の流通で1,925円〜(送料別)という出品が確認できたが、これは中古/並行輸入品を含む可能性があり、現行品としての公式定価ではない。Vector XLローラーボールの公式定価は¥2,750(税込)。
海外小売で確認できたVector無印のコードはS0031530(スタンダードホワイトCT・F)、S0282490(レッドCT・F)等、S0+6桁の英数字コード。
1931xxx系(IM・Sonnet・Duofold・Urban)とも、212xxxx系(51)とも異なる、第3の採番体系。旧Waterman系列で使われていた形式に近く、Vectorが比較的古い世代のプラットフォームを引き継いでいる可能性がある。Vector XLの型番は今回未確認。| Vector XLの品番 | 万年筆版(スチールニブ・M・ブラッククロームトリム)の品番「2159744」をパーカー公式サイトで確認。桁の意味は未確認 |
|---|---|
| Vector XLのニブ | 大型のステンレススチールニブ(公式) |
| 無印とXLの違い | XLはキャップなしで全長12.5cm、尻軸にキャップを差すと16cm。無印は「細すぎる」と評され、XLは軸を太くして持ちやすくした、との個人レビュー(弱い出典) |
| XLの販売時期 | 2022年6月下旬にロンドンのWH Smith店頭で実物を見た、との個人ブログの記述があり、それ以前には発売されていた(弱い出典) |
出典: パーカー公式 Vector XL 万年筆(公式)、Rupert Arzeian(個人ブログ)(弱い出典)。いずれも2026-09-22確認。「弱い出典」は個人ブログ・フォーラム・オークション記録など、メーカー資料で裏付けのないもの。
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