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Parker VacumaticPARKER Vacumatic

生産時期
1933〜1948年頃
吸入機構
プランジャー式ポンプ吸入

概要

1932年に「Golden Arrow」として試験販売され、1933年に正式に「Vacumatic」として発売された吸入式万年筆。ポンプ式のコンパクトな吸入機構で、当時主流だったプレッシャーバー+サック式より大容量のインク室を実現した。Duofoldに代わるParkerの主力ラインとなった。

基本仕様(2026-08-27 コレクター系サイト情報で確認)

メーカーPARKER(米)
シリーズVacumatic
生産時期1933〜1948年頃(カナダでは1953年まで生産継続)
吸入機構プランジャー式ポンプ吸入(バレル後端に内蔵)
開発経緯ウィスコンシン大学のダールバーグ教授から機構の権利を購入、開発費$125,000・5年
発売年(2026-09-27調査)1933年(ヴィンテージペン専門店)。英語版Wikipediaは1932年とする。本ページの概要では、1932年に「Golden Arrow」として試験販売、1933年に「Vacumatic」として正式発売としている(専門店・百科事典:vintagepens.com、Wikipedia(英語))

資料での照合(2026-09-30調査)

上の基本仕様は販売店などの情報をもとにしています。廃盤品のため、当時のメーカー資料・メーカーの沿革・ブランドの研究サイトなどで確かめた結果を下にまとめました。出典の種類は各行に示しています。

項目照合結果メーカー資料などでの値・出典
現行/廃盤判定廃盤(根拠:parkercollector「End of US production: 1948」「Canadian production continued until 1953」、vintagepens「US production continued through 1948, and until 1953 in Canada」、Wikipedia「phased out in 1948」「remained in production in Canada until 1953」。確認日 2026-09-30)。復刻・後継品:資料からは確認できず(未確認)。Parker 51が後継の看板モデルだが、Vacumatic自体の復刻は今回の資料に出てこない。
生産時期一致(開始年は下の行のとおり1932/1933で資料が割れる)米国は1948年まで、カナダは1953年まで(原文の表記:"US production continued through 1948, and until 1953 in Canada"/"End of US production: 1948 / Canadian production continued until 1953")
専門店・研究サイト・百科事典:vintagepens.com、parkercollector.com、en.wikipedia.org
発売年(未確認欄の更新:1932年か1933年か)食い違い(資料間:1932年=試験販売・Golden Arrow・Vacuum Filler名での発売/1933年=Vacumatic名での本格展開。ページの概要の整理と矛盾しないが、「1932年に試験販売、1933年に正式発売」のうち、正式発売は parkercollector では1932年11月とされる)1932年7月に試験販売(シカゴで手作りの"Golden Arrow" 60本)、1932年11月に名称を"Vacuum Filler"に変更して正式発売(parkercollector)。"Vacumatic"の名称が付いたのは1933年(ブログ)。専門店は「1933年に正式発売」("formally launched in 1933")、Wikipedia は "launched in 1932"(原文の表記:"First sale/test marketing: "July 1932" with "60 hand made Golden Arrows" distributed in Chicago"/"Formal introduction: November 1932 when the name changed to "Vacuum Filler""(parkercollector、要約)/"formally launched in 1933"(vintagepens、要約)/"launched in 1932"(Wikipedia、要約)/"The first pens of the series were test marketed in July 1932. ... The Vacumatic name was applied in 1933"(Inked Happiness、弱い出典))(このページの記載:1933年(専門店)、Wikipediaは1932年。ページ概要は1932年に「Golden Arrow」で試験販売、1933年に「Vacumatic」で正式発売)
研究サイト・専門店・百科事典:parkercollector.com、vintagepens.com、en.wikipedia.org
開発経緯:権利購入・開発費一致一致。Wikipedia "a cost of $125,000"、parkercollector "spent five years developing ... total investment of "$125,000""。Dahlberg(ウィスコンシン大学)の特許取得の言及あり(原文の表記:"Parker then spent five years developing and perfecting the mechanism" / "$125,000"(parkercollector、要約)/"upwards of US$ 125,000 in its development by some conservative estimates"(ブログ、弱い出典))
研究サイト・百科事典:parkercollector.com、en.wikipedia.org
吸入機構食い違い(一部):「プランジャー式」は後期(1942〜)の名称に近く、初期〜中期はロックダウン式・Speedline式、機構はダイヤフラムを用いる。世代別に書き分けが必要ポンプ式(大容量のバキューム/ダイヤフラム式)。ロックダウン式フィラー(c.1932-38)、Speedline式(1937-1941)、プラスチック製プランジャーは1942年〜(原文の表記:"pump-fillers, with a large ink capacity" including the lockdown filler (c. 1932-38) and Speedline filler (1937-1941). Later versions featured "plastic plungers" introduced in 1942.(vintagepens、要約)/"a diaphragm rather than a sac"(parkercollector、要約))(このページの記載:プランジャー式ポンプ吸入(バレル後端に内蔵))
専門店・研究サイト:vintagepens.com、parkercollector.com
寸法新規(Majorの長さは資料間で131 mmと12.7 cmで不一致。「長さ」が閉じた状態か、測り方の違いかは原文未確認)モデル別:Senior Maxima 16 mm幅×135 mm長/Slender Maxima 14 mm×135 mm/Senior 14 mm×135 mm/Major 14 mm×131 mm。サイズは standard/small/oversize の3種(原文の表記:"Senior Maxima: "16 mm Wide, 135 mm Long""/"Slender Maxima: "14 mm Wide, 135 mm Long""/"Senior: "14 mm Wide, 135 mm Long""/"Major: "14 mm Wide, 131 mm Long""(parkercollector、要約)/vintagepens: "The Major is about 12.7 cm (5") long, closed."(要約。parkercollectorのMajor 131 mmと差あり))
研究サイト・専門店:parkercollector.com、vintagepens.com
ニブ新規トップラインは金とプラチナの二色(アローは金)、下位ラインはほぼ同じだが二色仕上げなし(原文の表記:"two-tone design of gold and platinum, the arrow itself being in gold"(parkercollector、要約))
研究サイト:parkercollector.com
発売時定価新規(発売時ではなく1937年頃の定価。要約ツールの出力で、年は題名のみが根拠のため断定は避ける)発売時(1932/33年)の定価は資料で確認できず。参考:Parker の1937年のカタログのスキャン掲載ページから Senior Maxima $10.00、Maxima Pen $10.00、Major Pen $8.75(他にペンシル、セット価格)。年は本文に書かれておらずページ題名より(原文の表記:"Senior Maxima: $10.00"/"Major Pen: $8.75"(要約ツール経由、年は「Catalogo Parker 1937」の題名から))
メーカー資料(当時のカタログのスキャン。ただし掲載サイトは個人運営のアーカイブ):parkersheaffer.com
個体の実測(参考)参考(個体の実測でモデル全体の仕様ではない)著者所有の1本:キャップ装着128.5mm、筆記時119mm、軸径12mm、キャップ径13.5mm、17g(原文の表記:"Capped length: 128.5mm ... Weight: 17g")
弱い出典:fountainpenchronicles.blog

確認日:2026-09-30。公式ページは要約ツール経由で読み取った値で、「原文の表記」はそのツールが示した文字列です。

型番コード

詳細な型番体系は未確認。当時は色・軸材バリエーションごとに個別の呼称で流通していたと見られる。

追加調査(2026-09-22)

生産終了年米国は1948年、カナダは1953年まで。ヴィンテージペン専門の研究サイトとWikipediaの2つで一致(本ページの基本仕様とも一致)。カナダ製の1949〜1953年の個体は、米国製より長く作られた分だけ現存数が少なく希少とされる

出典: vintagepens.com Parker Vacumatics(専門店・研究サイト)、Wikipedia: Parker Vacumatic(弱い出典)。いずれも2026-09-22確認。「弱い出典」は個人ブログ・フォーラム・オークション記録など、メーカー資料で裏付けのないもの。

実売価格帯

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