1956年9月発売。ボールペンの台頭に対抗する「ノーメス(no-mess)」吸入方式競争の中で、SheafferのSnorkel(1952年)、WatermanのC/F(1953年)に続いてParkerが投入したモデル。毛細管現象を利用した独自の「キャピラリー式」吸入機構が最大の特徴。
| メーカー | PARKER(米) |
|---|---|
| シリーズ | 61 |
| 発売年 | 1956年9月 |
| 吸入機構 | キャピラリー(毛細管)式。多孔質プラスチックにインクを浸透させる方式 |
| 特徴 | ボタン・レバー・プランジャー・カートリッジのいずれも不使用。テフロンコートした軸端をインクに浸し約30秒で吸入 |
| 軸形状 | 51より薄型 |
| 発売・生産終了(2026-09-27調査) | 1956年9月に米国で発売。最後まで残った金無垢のプレジデンシャル(9金・14金)が1983年に生産終了し、これが最後の61だった(研究サイト:parkercollector.com) |
上の基本仕様は販売店などの情報をもとにしています。廃盤品のため、当時のメーカー資料・メーカーの沿革・ブランドの研究サイトなどで確かめた結果を下にまとめました。出典の種類は各行に示しています。
| 項目 | 照合結果 | メーカー資料などでの値・出典 |
|---|---|---|
| 現行/廃盤 | 判定 | 廃盤(根拠:parkercollector「By 1983 both the 9 and 14 carat solid gold Presidential Parker "61" were discontinued. They were the last of the Parker "61"s.」、確認日 2026-09-30)。生産期間は1956年9月(米国)〜1983年(最後まで残ったのは金無垢のPresidential)。キャピラリー式は1969年に終了し、Mark III(カートリッジ/コンバーター式、45と同様)に切り替わった。関連/後継:Parker 65(1967年導入、61に似ているが開放ニブ、parkercollector の .shtml 版の要約)。復刻は資料に見当たらない(未確認)。 |
| 発売年 | 一致 | 1956年9月に米国で発売。欧州はその約5年後(原文の表記:""september 1956" in the US; Europe received it "some five years later""(要約ツール経由)) 研究サイト・専門店:parkercollector.com、thepenmarket.com |
| 生産終了 | 一致 | 1983年に金無垢(9金・14金)のPresidentialが廃止され、これが最後の61(原文の表記:""1983" when "both the 9 and 14 carat solid gold Presidential Parker '61' were discontinued. They were the last of the Parker '61's."") 研究サイト:parkercollector.com |
| 各バージョンの終了年 | 新規(1971年の$75はデスクペン単品の当時価格で、発売時価格ではない) | Classic:1975年、Presidential desk pen:1973年、Consort insignia:1972年、Custom(ローリングゴールドキャップ):1977年に廃止。Flighter deLuxe は1970年に導入。ほか、1971年時点でPresidential 14K金無垢デスクペンが$75(原文の表記:Classic "discontinued" in 1975/Presidential desk pen "phased out" in 1973/Consort insignia "discontinued" in 1972/Custom "discontinued" in 1977/Flighter deLuxe "introduced" in 1970/"By 1971 a Presidenial 14K solid gold desk pen with a short black taper was offered for $75.") 研究サイト:parkercollector.com |
| 発売時定価 | 未確認 | 1956年発売時の定価は資料で確認できず(parkercollector、ThePenMarket ともに記載なし)(原文の表記:―) |
| 吸入機構 | 一致(新規情報:1969年で機構が変わる。ページは世代を分けて書く必要あり) | 毛細管式(1956〜1969年)。「自分で吸い上げる」方式。1969年にキャピラリー式は廃止され、Mark III(カートリッジ/コンバーター)へ(原文の表記:""It filled itself" through a revolutionary capillary system (1956-1969)"/"In 1969 the legendary capillary filling system was discontinued in favour of mk III, a cartridge/converter fillied pen in the manner of the Parker "45".") 研究サイト:parkercollector.com、parkercollector.com(2) |
| 特徴:吸入の操作 | 一致(販売店の解説のため弱い。parkercollector 側では30秒の記述は今回取得できず) | テフロンコートされたフィラーの軸端をインク瓶に30秒浸す。機械的な操作なし(原文の表記:"dunk the Teflon-coated barrel of the filler in a bottle of ink for 30 seconds. It filled without any mechanical action."(ThePenMarket、要約。販売店の説明)) 専門店:thepenmarket.com |
| ニブ | 新規 | チューブラー(管状)の14金ニブ(Plathenium先端)(原文の表記:"a tubular 14K gold nib ('Plathenium' tipped)") 研究サイト:parkercollector.com |
| 寸法(世代別) | 新規(世代の年が要約ごとに食い違う。下の行参照。原文を直接読めていないため数値は参考扱い) | Mk I:約140 mm/Mk II:約135 mm(縮んだキャップ)(.shtml版の要約)。ThePenMarket は "13.9 cm capped" と個体の説明。アロークリップは45 mm(原文の表記:"app. 140 mm long"/"app. 135 mm long"、"13.9 cm capped"(ThePenMarket)、"45 millimeter long" arrow clip) 研究サイト・専門店:parkercollector.com、thepenmarket.com |
| 世代(Mark)の年 | 食い違い(資料内の要約間。Mark IIIの1969年は一致。Mark I/IIの年は原文確認まで保留) | 要約A(.html版):Mark I=試験販売1953年、Mark II=試験販売1954年頃、Mark III=1969年。要約B(.shtml版):Mk I=1956年、Mk II=1962年、Mk III=1969年(原文の表記:要約A:"1953"/"probably in 1954"/"1969";要約B:"Mk I (1956)"/"Mk II (1962)"/"Mk III (1969)"(いずれも要約ツール経由))(このページの記載:記載なし) 研究サイト:parkercollector.com、parkercollector.com(2) |
| 軸形状:51より薄型 | 未確認 | 今回の資料では確認できず(原文の表記:―) |
確認日:2026-09-30。公式ページは要約ツール経由で読み取った値で、「原文の表記」はそのツールが示した文字列です。
キャピラリー機構は目詰まりしやすく、頻繁な洗浄が必要で顧客の評判も芳しくなかったため、後年にParkerが機構自体を廃止したとされる。
詳細な型番体系は未確認。
| ファミリーの派生モデル | Custom、Heirloom、Deluxe、Flighter、Presidential、Classic、Insigniaなど。1959年に全鋼製の「Jet Flighter」が加わり、1969年には英国限定の派生モデル「Parker 65」(オープンニブ)が出た(専門店、弱い出典) |
|---|---|
| 吸入方式の変更 | 看板機構のキャピラリー(毛細管)式は目詰まりの問題があり、1960年代後半にカートリッジ/コンバーター式へ切り替えられた(2つの独立した出典で一致、いずれも弱い出典) |
出典: Heritage Collectables: Parker 61/65(弱い出典)、Munson Pens(個人ブログ)(弱い出典)。いずれも2026-09-22確認。「弱い出典」は個人ブログ・フォーラム・オークション記録など、メーカー資料で裏付けのないもの。
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