1922〜23年頃に生産された、ノック式で先端を出し入れする「セーフティフィラー」方式の最初期モデルの一つ。Meisterstückラインが確立する以前、Montblancがブランド名を名乗り始めた直後の時期に位置する。
| メーカー | MONTBLANC(独) |
|---|---|
| シリーズ | No.12 |
| 生産時期 | 1922〜23年頃 |
| 吸入機構 | セーフティフィラー式(ノックでニブを出し入れ) |
| 生産期間(2026-09-27調査) | モデル全体の生産は1922〜1928年。「1922〜23年頃」は専門サイトが検証した個体の推定製造年で、両者は矛盾しない(専門店:vintagemontblancpens.com) |
上の基本仕様は販売店などの情報をもとにしています。廃盤品のため、当時のメーカー資料・メーカーの沿革・ブランドの研究サイトなどで確かめた結果を下にまとめました。出典の種類は各行に示しています。
| 項目 | 照合結果 | メーカー資料などでの値・出典 |
|---|---|---|
| 現行/廃盤 | 判定 | 廃盤(根拠:セーフティペンの No.12 は1920年代に生産。終了は1928〜29年頃とする資料が複数。確認日 2026-09-30)。同名の後年 No.12(1959年〜)は別モデル。 |
| 生産時期 | 食い違い(開始1919/1920/1924、終了1923/1928/1929と資料間でばらつき。赤星〔〜1923年〕と白星〔1923年以降〕の世代差が原因とみられる) | 資料ごとに異なる:(a) vintagemontblancpens「Mottled Red」:「manufactured between 1924-29」(この個体は1923年製)、(b) 同サイト「Rouge et Noir No. 12」(赤星ロゴ):「1919〜1923年と推定」、(c) fountainpen.de:表の見出しに「1920-1928」。ページが引く「モデル全体1922〜1928年」と一致する記述は確認できなかった(原文の表記:"manufactured between 1924-29"(Mottled Red)/"Estimated 1919-1923, based on nib design timeline"(Rouge et Noir No. 12)/"1920-1928"(fountainpen.de)※すべて要約ツール経由)(このページの記載:1922〜23年頃/モデル全体は1922〜1928年(vintagemontblancpens.com)) 研究サイト:vintagemontblancpens.com、vintagemontblancpens.com(2)、fountainpen.de |
| 世代 | 新規 | 赤星ロゴ版(Rouge et Noir、〜1923年。赤星商標は1913年)/白星ロゴ版(1923年以降)。同サイトは、Rouge et Noir系の型番は「baby OO、0、1、2、4、6、7、8、12」で long・short 版もあると仮説を述べる。1930年代に「No. 12 1/2 Long」(黒硬質ゴム・八角形のセーフティ)の競売個体もある(原文の表記:"The red star logo was trademarked in 1913, and production continued under the Montblanc brand with a white star after 1923"(Rouge et Noir No. 8 ページ)/"No. 12 1/2 'Long' … Octagonal Black Hard Rubber (BHR) Safety … Era: 1930s"(LiveAuctioneers)※要約ツール経由) 研究サイト・競売:vintagemontblancpens.com、liveauctioneers.com |
| 吸入機構 | 食い違い(「ノック式」は資料では確認できず、回転式が同系機構の説明) | 「ノック」ではなくバレル下端の回転ノブでニブ(フィード付きの内軸)を繰り出すセーフティ(引き込み)式。閉じたキャップ時は安全ピンがニブを守る(No.8ページの説明。No.12にも同系機構と考えられるが、No.12ページ自体は「safety filler」としか述べず作動は説明していない)。なお1908〜10年の No.122 はスライド式スリーブ(別機構)(原文の表記:"a turning knob at the bottom of the barrel forces the inner shaft holding the feed and nib to extend and expose the nib"(Rouge et Noir No. 8、要約ツール経由)/"safety filler"(No.12、作動説明なし))(このページの記載:セーフティフィラー式(ノックでニブを出し入れ)) 研究サイト:vintagemontblancpens.com、vintagemontblancpens.com(2) |
| 寸法 | 新規(概数のみ。正確な値は未確認) | 「ポスト時15cm超」「MB史上最大サイズ」。「149、139、No. 45と比較する写真」あり。正確な寸法・重量は資料になし(比較の No.8:閉じ13cm、ペン先繰り出し14.3cm、ポスト時18.7cm、径1.5cm ※別型番)(原文の表記:"measures more than 15cm posted"(Rouge et Noir No. 12、要約ツール経由)/"This is the largest size MB pen ever made!") 研究サイト:vintagemontblancpens.com、vintagemontblancpens.com(2) |
| ニブ | 新規(個体の例。モデル全体の標準は未確認) | 資料の個体は「BBBO(ダブルではなくトリプルブロード・オブリーク)」という通常でないニブ、14金(585刻印のクリップの例)。標準ニブは未確認(原文の表記:"BBBO triple broad oblique right nib"(Mottled Red、要約ツール経由)。標準仕様ではない旨の記載あり) 研究サイト:vintagemontblancpens.com |
| 軸材 | 新規 | 赤マーブル(mottled red)と黒がある。fountainpen.de の掲載品は黒でスネーク形クリップ付き。1930年代の No.12 1/2 Long は八角形の黒硬質ゴム(原文の表記:"Mottled red (also available in black)"(Mottled Red、要約ツール経由)/"schwarz … mit original Schlangenclip"(fountainpen.de)) 研究サイト:vintagemontblancpens.com、fountainpen.de |
| 当時の定価 | 未確認 | 未確認(vintagemontblancpens の No.12 ページに価格の記載なし)(原文の表記:―) |
確認日:2026-09-30。公式ページは要約ツール経由で読み取った値で、「原文の表記」はそのツールが示した文字列です。
1920年代の旧採番は吸入方式(セーフティ式等)を示す先頭数字とニブサイズの組み合わせだったとされる。No.12はこの体系の初期メンバーと見られるが、詳細な桁の意味は資料不足のため未確定。
| 軸材 | ブラック・ハードラバー(エボナイト)。黒無地のほか「モトル・レッド(赤のまだら)」もあったとの記載(専門店・コレクター系サイト、弱い出典) |
|---|---|
| ニブ | 「#12」規格の大型フレキシブルニブ、14金、両面に「trademark」の刻印(同上) |
| 大きさ | キャップを尻軸に差した状態で全長15cm超、モンブラン史上最大のペンとの記載(コレクター系サイト)。mm単位の正確な数値は未確認 |
| 製造時期(別出典) | 1922〜1928年に製造との記載(コレクター系サイト)。本ページの「1922〜23年頃」と食い違う。同サイトによれば「Rouge et Noir」銘の版は1922〜23年頃に廃止された |
重量を「1 lbs(約454g)」とする販売ページが1件あるが、万年筆としては重すぎ、単位の誤記とみられるため採用していない。
出典: vintagemontblancpens.com No. 12(専門店・研究サイト)、Chatterley Luxuries 商品ページ(弱い出典)。いずれも2026-09-22確認。「弱い出典」は個人ブログ・フォーラム・オークション記録など、メーカー資料で裏付けのないもの。
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