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Montblanc 234 1/2MONTBLANC 234 1/2

生産時期
1936〜1940年頃
吸入機構
テレスコピック・ピストン式
軸材
アンバー&ブラックセルロイド

概要

1936〜1940年頃に生産された、望遠鏡式(テレスコピック)ピストン吸入機構を持つヴィンテージモデル。バレル全長の3/4以上をインク室として使える大容量設計。多くのドイツ軍将校が愛用したという逸話から「オフィサーズペン(Officer's Pen)」の通称でも知られる。

基本仕様(2026-08-27 コレクター系サイト・専門店情報で確認)

メーカーMONTBLANC(独)
シリーズ234 1/2
生産時期1936〜1940年頃
吸入機構テレスコピック・ピストン式(バレルの3/4以上を有効インク室として使用)
軸材アンバー&ブラックのセルロイド
ニブ14金、EF〜3B相当の幅広いフレックス(個体差あり)
通称Officer's Pen

資料での照合(2026-09-30調査)

上の基本仕様は販売店などの情報をもとにしています。廃盤品のため、当時のメーカー資料・メーカーの沿革・ブランドの研究サイトなどで確かめた結果を下にまとめました。出典の種類は各行に示しています。

項目照合結果メーカー資料などでの値・出典
現行/廃盤判定廃盤(根拠:Montblanc現行ラインナップに同名モデルなし。生産は1936年開始、戦中は鋼ニブ版、戦後も1950年代前半まで継続を示す資料あり〔下表〕。終了年は確定できず。確認日 2026-09-30)。復刻・後継の名を明記した資料は未確認。
生産開始一致(開始年)1936年(Type 1は1936-39/1936-38)(原文の表記:"made between 1936-38"(vintagemontblancpens)/"1936-39" for Type 1(Peyton Street)/"1936-1939 (Type 1)"(ProtoPens)※いずれも要約ツール経由)
研究サイト・専門店:vintagemontblancpens.com、peytonstreetpens.com
生産終了食い違いType 1(戦前型)は1936〜38/39。戦中版(キャップリングなし、鋼ニブ)は1940〜42(ProtoPens)。戦後版として1950年(penboard個体、金ニブKOB)、Luxus版1952–1954(fountainpen.de)。1940年頃で終わったとするページの記載は食い違い。戦後の1950年代前半まで作られた。正確な終了年は未確認(原文の表記:"also produced 1940-1942 (wartime variant without cap rings)"(ProtoPens)/"Year: 1950"(penboard, 個体)/"Production Period: 1952–1954"(fountainpen.de, Luxus版)※要約ツール経由)(このページの記載:1940年頃(未確認項目に「1938年・1940年代・1941年頃」の幅))
専門店・研究サイト:protopens.com、fountainpen.de、penboard.de
世代新規Type 1(1936-39、透明インク窓、"DRP 652405"刻印)/Type 2(縞のインク窓)/戦時仕様(鋼ニブ、刻線リング)/戦後Luxus版(キャップに幅広リング1本、タイクリップ、茶色の窓もあり)(原文の表記:要約ツール経由(原文引用なし))
専門店・研究サイト:peytonstreetpens.com、fountainpen.de
吸入機構一致3段テレスコピック・ピストン。ProtoPensの要約は「バレル長の3/4以上を有効インク室」とあり一致(原文の表記:"utilizes 'more than 3/4 of the barrel length as a useful ink reservoir'"(ProtoPens、要約ツール経由)/"telescopic piston technology offering double ink capacity"(vintagemontblancpens、要約ツール経由))
専門店・研究サイト:protopens.com、vintagemontblancpens.com
軸材一致(材質)、色は補足セルロイド。ProtoPens個体は「ハイシャイン黒セルロイド+アンバー色のインク窓、金張りトリム、真鍮テレスコピック・ピストン」。灰色マーブル(fountainpen.de)、PL(プラチナ・ライン)意匠もある。アンバー&ブラックは色の一例で、黒(アンバー窓)が基本、他色もある(原文の表記:"High-shine black celluloid with amber yellow ink window"(ProtoPens、要約ツール経由)/"Grau marmoriert"(fountainpen.de)/PL="platinum lined"(vintagemontblancpens))
専門店・研究サイト:protopens.com、fountainpen.de
ニブ一致(金ニブ)、食い違い(戦時仕様は鋼ニブ。ページに記載なし)14K 585、「EF、超フレックスで3Bまで」(ProtoPens個体)。ニブサイズは 4 1/2(型番の「4 1/2」)。戦時仕様は鋼ニブ、戦後Luxus期は金ニブ(KOB=フレックス)も確認(原文の表記:"14K 585 gold; EF … capable of writing up to 3B (triple broad) widths"(ProtoPens、要約ツール経由)/"steel nib"(戦時、fountainpen.de)/"nib size … 4 1/2"(Peyton Street/vintagemontblancpens))
専門店・研究サイト:protopens.com、fountainpen.de
寸法新規(個体値。モデル全体の値としては未確認)ProtoPens個体(Type 1):全長(ポスト時)149mm、キャップ径13.5mm、軸径12mm、キャップ長62mm、ペン先を除く軸長97.5mm。Peyton Street個体は全長 4-3/4"(原文の表記:"Overall length posted: 149mm / Cap diameter: 13.5mm / Body diameter: 12mm / Cap length with clip and crown: 62mm / Body length without nib: 97.5mm"(ProtoPens、要約ツール経由)/"4-3/4\"" in length(Peyton Street、要約ツール経由))
専門店:protopens.com
通称 Officer's Pen一致(呼称の存在。由来は販売店の説明で、メーカー資料ではない)「ドイツ軍将校が多く所持していたと思われるため、しばしば 'The Officer's Pen' と呼ばれる」(販売店の説明)(原文の表記:"often referred to as 'The Officer's Pen' as presumably many of the German officers had this model pen on them"(ProtoPens、要約ツール経由))
専門店:protopens.com
シリーズ内の位置新規23x系(百の位2=中位、十の位3=ピストン式)。234 1/2 は 235(1935年頃、1年のみ)→234(1936年頃)の後継で、同シリーズでは最も一般的("the most popular pen in the series")。236 は同系の大型(原文の表記:"The 235 succeeded the '17 1/2' … replaced by the 234 in 1936"(vintagemontblancpens No.235)/"most popular pen in the series"(No.232)、いずれも要約ツール経由)
研究サイト:vintagemontblancpens.com、vintagemontblancpens.com(2)
当時の定価未確認未確認(234 1/2 の当時の定価を載せた資料は見つからず。No.232 のみ「RM 11.25-12.50(1930年代後半)」と記載があるが別モデル)(原文の表記:―)
研究サイト:vintagemontblancpens.com

確認日:2026-09-30。公式ページは要約ツール経由で読み取った値で、「原文の表記」はそのツールが示した文字列です。

型番コード

1920〜30年代のMontblancは吸入方式(0=セーフティ、2=ポンプ、3=ピストン)とニブサイズの組み合わせで型番が構成されていたとされる。234 1/2はピストン式(3xx台)シリーズの一員で、末尾の「1/2」は当時のサイズ細分(半サイズ)を示すと見られるが、公式資料での確定はできていない。

追加調査(2026-09-22)

生産時期(出典ごと)1936〜38年製造(コレクター系の研究サイト)/「Type 1、1936〜40年代」(専門店)/1941年頃の個体の報告もある。複数の製造タイプにまたがって作られていた可能性がある
「4 1/2」との区別ニブ刻印の「4 1/2」はニブのサイズを表す別の表記で、モデル名「234 1/2」の「1/2」とは意味が異なる(コレクター系の研究サイト)

234シリーズは23x系列の中型で、232が最小、236が最大とされる。黒軸は、黒より他の色が好まれたドイツ国内向けではなく輸出向けだった可能性が高い、との記載もある(同サイト)。

出典: vintagemontblancpens.com No. 234 PL(専門店・研究サイト)、Peyton Street Pens 商品ページ(専門店)、Fountain Pen Network(弱い出典)。いずれも2026-09-22確認。「弱い出典」は個人ブログ・フォーラム・オークション記録など、メーカー資料で裏付けのないもの。

実売価格帯

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