1915年に設立されたジュネーブの鉛筆工場を起源とし、1924年にアーノルド・シュバイツァーがエクリドール鉛筆製造所を買収して「カランダッシュ」が成立した。スイス国内で唯一の画材・高級筆記具メーカー。社名はフランス人アーティスト、エマニュエル・ポワレのペンネーム「カランダッシュ」に由来し、この語はロシア語で鉛筆を意味する。
| 起源 | 1915年設立のジュネーブの鉛筆工場 |
|---|---|
| 現社名の成立 | 1924年、アーノルド・シュバイツァーがエクリドール鉛筆製造所を買収 |
| 拠点 | スイス・ジュネーブ |
| 位置づけ | スイス国内で唯一の画材・高級筆記具メーカー |
| 社名の由来 | E・ポワレのペンネーム。ロシア語で「鉛筆」の意 |
| 象徴的な意匠 | 鉛筆に由来する六角形ボディ(代表作〈849〉) |
| 創業時の社名 | Fabrique Genevoise de Crayons(1915年、ジュネーブ) |
| 社名変更 | 1924年、当時の経営者アーノルド・シュヴァイツァーの主導でCaran d'Acheへ |
| 849の発売 | 1969年 |
| 経営 | 1930年代からユプシェール家が参画。現社長キャロル・ユプシェールは4代目 |
鉛筆から着想を得た六角形のボディが意匠の中核。代表作〈849〉にその出自が最もよく表れている。六角形は指に馴染みやすく、長時間の筆記でも疲れにくいという実用上の利点も持つ。画材メーカーとしての出自が、そのまま製品の形に残っている例といえる。
製品のほとんどをスイス・ジュネーブの自社工場で開発・製造している。万年筆・ボールペン・色鉛筆といった筆記具に加え、ライターや革小物まで手がける。
このサイトに収録しているモデルの発売年と生産終了年。出典が見つからないものは「未確認」、出典どうしが食い違うものは両方を載せている。
| モデル | 発売 | 生産終了 | 補足・出典 |
|---|---|---|---|
| エクリドール | 出典により異なる(1953年/1929年) | 現行 | 1953年とする資料(英語版Wikipedia等)と、1929年のフィックスペンシル発売時に「エクリドール」として出たとする資料(日本語版Wikipedia)がある 百科事典:Wikipedia(英語)、Wikipedia(日本語) |
| 849 | 1969年 | 現行 | 百科事典:Wikipedia(英語) |
| レマン | 1990年代初頭 | 現行 | 「ジュネーブ コレクション」として登場し、1998年に「レマン」へ改称。記事自身も正確な年は不明としている 弱い出典:Inkstable |
| RNX.316 | 2011年 | 現行 | 2011年2月に新コレクションとして紹介 専門店:Bertram's Inkwell |
| マディソン | 未確認(1970年代の個体あり) | 未確認 | 弱い出典:Proto Pens |
| レマン・スリム | 未確認 | 現行 | |
| ヴァリウス | 未確認 | 現行 |
日本の正規代理店・公式ストア・主な取扱店。代理店や取扱店は変わることがあるため、購入前に各店の最新情報を確認してください。
| 種別 | 名称 | 内容・出典 |
|---|---|---|
| 日本法人 | カランダッシュ ジャパン株式会社 | スイス本社が100%出資する日本法人(東京都港区)。公式オンラインストアを運営。画材は2019年にホルベイン画材から同社へ移管 専門メディア:ISSコンサルティング 企業紹介、Wikipedia(日本語) |
| 公式サイト・オンラインストア | カランダッシュ公式サイト(日本語) | オンラインストアの運営会社はカランダッシュ ジャパン株式会社 公式:carandache.com/jp/ja |
| 主な取扱店 | 伊東屋 銀座本店 | 店内に「カランダッシュ 銀座ブティック」を常設 専門店:伊東屋 カランダッシュ |
| 主な取扱店 | モリタ万年筆店 | 専門店:モリタ万年筆店 |
| 主な取扱店 | 筆記堂 | 専門店:筆記堂 カランダッシュ |
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